右舷側方展望室 第四回
2001/04/13〜2001/05/05

ナレーション「無限に広がる大宇宙、遥かとも思える戦いを制したヤマト。しかしまた地球には危機が迫っていた・・・。」
土方竜「誰か止めろー!真田技師長のガルマンガミラス亡命を阻止するんだー!」
藤堂平九郎「何があったというんだね?土方くん」
土方竜「長官。彼を過労死寸前まで働かせることを常々黙認していたあなたも悪いのですぞ。」
藤堂平九郎「休みはやってたさ・・・・余暇でいろんなものをつくりすぎたからじゃないのかね?」
真田志郎「・・・バタッ(倒れた)・・・むくっ(起き上がった)ゼイゼイ・・・。」
古代進「長官!真田さんがいろんな破壊兵器を作って全宇宙を支配しようとたくらんでるって本当ですか!?」
藤堂平九郎「古代、きみはどこでそんなうそっぱちな噂を聞いてくるのかね?」
土方竜「長官!このままでは・・・!!」
藤堂平九郎「うむ・・・。」
ナレーション「幸いな事に(?)このやり取りはガミラスのみに実況中継されていたのであった。(通信回路きり忘れ。まだ地球の誰も気づいていない)」
相原義一「あ、通信回路切り忘れてた。切っちゃおっと!!」
デスラー「聞いたかね諸君!あの「真田」をこちら側に引き込むチャンスだ!タラン、手はずはととのっているだろうね!」
タラン「もちろんです総統。フラウスキーと共同で働いてもらえばシャルバートすら上回る超破壊兵器を考案する事ができるでしょう。また、週休3日制にして、「あんなコト」や「こんなコト」をして愉しんでもらうために、がルマン・ガミラス中から選りすぐりの超美女達を選抜してまいりました。」
ナレーション「しかしこのガルマンガミラスでの会話を地球を狙う各惑星が盗聴していたのであった」
ズオーダー「うわーはっはっはっはっはっは、これは大チャンスだ。早速あの「サナダ」とやらを我が方に引きこむよう工作せよ!」
ルガール「ルガール・ド・ザールよ、あの「サナダ」をわれわれの陣営に引き込めば、われわれの科学レベルは飛躍的にアップするぞ!また、ハイパー放射ミサイルの防御装置も作られずにすむのだからな!」
ルガールJR「はっ!大総統!ただちに工作にかかります。」
ナレーション「さてさて・・・藤堂長官はこれからどうするのか・・・?」
藤堂平九郎「真田君にもしもの事があれば確かに地球の大ピンチだ。しかし・・・休暇を取れと命じても取れる余裕があるのかね?」
真田志郎「あるのならとっくにやっております。」
島大介「無理ですよ、真田さんに代わる人がいないんですから。いっそフラウスキー少佐に地球に亡命してもらうってのはどうです?」
ナレーション「地球は悲しいかな科学レベルが低く、人材不足なのであった!」
フラウスキー「ハクション!誰か噂でもしているのかな?」
新米俵太「あ、あの・・・わたしが真田さんの代わりをやりましょうか・・・?」
アナライザー「ワタシモ、テツダイマス!シンマイダケジャココロボソイデスカラネ!」
真田志郎「みんな、ありがとう。ではお言葉に甘えて休ませてもらうが、新米はいらないぞ。」
新米俵太「がぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!ぼくは使えないとゆうんですかぁ!?」
真田志郎「うん。使えない。」
藤堂平九郎「そうか。真田君がそう言うのならまちがいないのだろう。新米君、給料減給。(クビにはしないところが平和主義)」
古代進「長官って、黒色艦隊に重核子爆弾を埋め込まれた時もヤマトとの通信で「そうか・・・真田君が言うのならまちがいないか」って言ってたよな。」
島大介「真田さんが言う事を全部信じるのなら、うまく利用できるんじゃないか?」
脇役「(地球防衛軍兵士)冥王星宙域に彗星帝国艦隊とディンギル機動艦隊に、デスラー艦率いるガミラス艦隊を発見!超大艦隊です!全惑星基地に以上発令!!」
真田志郎「あっ、沖田艦長。どうなされました?」
沖田十三「うむ、私の物理学の経験からするとやつらは真田君を狙っておるな。」
島大介「(ぼそっ)物理学関係ねーし。」
ベムラーゼ「もうすぐ冥王星宙域か、ゴルサコフ、ハーキンス、我らも他に遅れをとらぬよう「サナダ」を捕獲するのだ!」
スカルダート「他の勢力には少し遅れをとったが、まだまだ挽回のチャンスはある!「サナダ」をなんとしても我が勢力に引き込むのだ!」
脇役「(地球防衛軍兵士)彗星帝国艦隊、ディンギル艦隊、ガルマン・ガミラス艦隊の他にボラー連邦や暗黒星団帝国の大艦隊も冥王星宙域に出現しました!」
証人「(参謀)なっ、なぜそのような大艦隊が・・・長官!!!」
藤堂平九郎「地球防衛軍全軍に連絡!直ちに戦闘態勢に入れ!ただし、命令あるまで攻撃をしかけてはならん。」
古代進「沖田艦長!!すぐ、ヤマトで発進しましょう。これは地球の一大事です。」
太田健二郎「真田さんの乗っていないヤマトで出撃する勇気のあるヤツが何人いると思う?」
島大介「古代。勇気は認めるが、俺はいやだぞ。」
沖田十三「ぐずぐずはしておれん!ミノフスキー粒子戦闘濃度散布!!」
加藤三郎「レーダーの効かない中で空中戦はいやだー!」
ナレーション「そのころデスラー艦内では・・・」
デスラー「これより「真田志郎奪取計画、略して”S計画”」を発動する!」
フラウスキー「ハクション!ハクション!ハ〜ックション!!!誰か噂でもしているのかな?」
フラーケン「人工太陽も古くなってきたからなぁ・・・早く改良型を作ればこんな事にならなくて済むんだ。フラウスキーくん」
デスラー「君達、私の話を聞いているのかね?」
ナレーション「そのころ、地球では。」
古代進「とにかく、地球の存亡にかかわる重大なことです。」
土方竜「しかし今の真田君ははっきり言って使いものにならんぞ」
真田志郎「ぜはぁーぜはぁー・・・ひぃひぃ・・・ふぅーっ!」
藤堂平九郎「ダメだ・・・もう仕事に取り付かれてる・・・。しかたがない!例の艦隊を発進させろ!」
沖田十三「なに!?あの艦隊を発進させると言うのか長官!?」
古代進「一体何なんです?その「例の艦隊」って・・・!?」
沖田十三「わしの思い出の艦。そして青春の艦地球残存艦・・・そう、ガミラスとの戦いで冥王星宙域海戦で破れた、なずけて「死ぬなよ古代!」だ!」
古代守「あー、ゆきかぜが所属していたあのボロ船スクラップ艦隊か?そんなのもあったっけなぁ。」
脇役「(地球防衛軍兵士)長官、「死ぬなよ古代」艦隊、エンジン不調のため、発進は延期させてほしいとのことです。」
沖田十三「ふっ・・・しょせんはタダのボロ船艦隊か・・・。(デスラーのセリフ?)」
藤堂平九郎「沖田君、それを言っちゃおしまいだろ。わたしが防衛軍の予算の1/6」
沖田十三「防衛軍の予算の1/6を出して管理していた自分がバカみたいだとおっしゃいたいのでしょう?そんなこと物理学を持ってすればわかりますぞ。」
古代進「(ぼそっ)物理学は関係ないよなぁ。」
民衆「(子供)アンドロメダ!アンドロメダはどうしたの?」
幕之内勉「(ぼそ)つまりは真田が快復すればいいんだろう?」
古代守「手があるのか?」
佐渡酒造「ぷはぁ〜〜〜〜今日も酒がうまいのう」
幕之内勉「真田さんに仙豆をあげましょう!」
ミーくん「ミーミーミーフギャーーーー(えさをとるな!!)」
島大介「本人がやりたいことをさせるのが一番じゃないですか?」
古代守「それもそうだな。真田、今したいことは?」
真田志郎「眠りたい。連続96時間寝ていないんだ。…あれ。食事もしなかった気がする。」
南部康雄「じゃあ南部工場の売上利益から少しお金を頂戴してきますんで、高級料理を用意しといてください。」
ナレーション「そして30分後―。」
真田志郎「ぷはぁ、食った食った。しかしなにしろ96時間寝てないからなぁ。眠り方さえ忘れてしまったぞ。」
古代進「それなら」
真田志郎「それなら?」
古代進「このコーヒーを一気に飲んじゃって下さい。一気にですよ。」
真田志郎「ん・・・ゴクッ。(ガッシャーン!)うぐっ・・・体の自由がきかな・・・(バタリ)」
古代進「ふふ、さすがは雪の特性コーヒーだな。一発で寝たな。(とゆうか気絶)」
島大介「古代くーん。真田さんを寝かせていただいたのは、とってもありがたいんだけどー…ちゃんと回復するんだろうな?!」
古代進「大丈夫だ。俺で実証済みだ。」
観客「それが一番心配なパターンだろうが!」
ナレーション「なぜかアナライザーの通信回線が開いていて、この顛末は、周囲の艦隊に筒抜けになっているのであった。」
ルガール「ルガール・ド・ザールよ、今のを聞いたか!チャンスだ一気に突撃して「真田」を奪取するのだ!」
ルガールJR「はは!」
デスラー「タラン!今がチャンスだ!地球に直接上陸して真田を拉致しろ!」
タラン「了解しました。ガミラス降下猟兵団、降下開始せよ!」
ベムラーゼ「フフ、そうはさせん。デスラー艦へブラックホール砲発射!」
フラウスキー「フフフ・・・・もうブラックホール砲の時代は終わったのだ!!ホワイトロールスタート!!」
デスラー「何かね?そのホワイトロールというのは?」
フラウスキー「念のため開発しておいた新兵器です。ホワイトホールの渦の真ん中に我が艦が入ってブラックホール砲を相殺させるという一歩間違えたら、「完」な防御兵器です。」
デスラー「・・・・実験はしたのか?」
フラウスキー「は?」
デスラー「ホワイトロールの実験をしたのかと聞いているんだ!!」
フラウスキー「・・・・・なるようになりますよ。大丈夫です。任せてください。」
デスラー「う・・む貴官しか技術屋がいないんだから信じてはいるが・・・・(ここで終わらないように誰かフォローしてくれるだろうし。)」
ベムラーゼ「終わらせてやるだべー!ブラックホール砲発射ァ!」
フラウスキー「何の!我がホワイトロールの・・・総統!ホワイトロールはお菓子です!ホワイトホールです!」
デスラー「そもそも間違えたのは君ではないか!ホールでもロールでもよい!さっさとしたまえ!」
ナレーション「と、ややこしい話がされている間に、ブラックホールとホワイトホールが混じり合い、巨大なホールエネルギーと化した!」
ルガール「うわあああああ!!!」
ナレーション「地球に突撃しようとしていたルガールは、父子ともどもホールの中に吸い込まれて消えた。同時に2つのホールが相殺され、辺りは何事もなかったかのように静まり返った・・・」
ルガールJR「こんなちょい役いやだ!!I shall RETURN!!」
ナレーション「だめ。」
ルガールJR「そんな一言で片付けられるとは・・・・ちょい役でもいいからなんとしても出てやるぅ!!」
デスラー「坊やが騒がしいようだが、放っておいても害はあるまい。タラン、用意はできているな?」
タラン「はっ。ゲリラ部隊は直ちに地球に上陸、真田を拉致!」
ナレーション「いっぽう、地球では。」
新米俵太「せんぱーい。はやく起きてくださーい。(泣)」
真田志郎「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
島大介「古代、本当に大丈夫か?真田さん、白目むいてるぞ・・・。」
真田志郎「う〜ん・・・なにかとてつもない悪夢にさらされて、死の堺をさまよった気がする・・・。」
脇役「(地球防衛軍兵士)こちら中央ホール!敵がゾロゾロと入ってきます!押さえ切れません!(ダダダッ!)うわああ・・・!」
藤堂平九郎「くっ、このままでは真田君がとらわれてしまう!」
古代進「藤堂平九郎・・・徳川彦左衛門・・・23世紀だと言うのに名前は江戸時代だよな・・・。」
脇役「(ゲリラ部隊)はっはっは!命が欲しかったら真田をよこせ!」
島大介「別にイイですけど・・・使い物になりますか?」
脇役「(ゲリラ部隊)何だと・・・?うわっ、こいつ、吐血してるぞっ!?」
古代進「雪のコーヒーはハイパー放射ミサイル並の貫通性があるまずさなんだな。」
脇役「(ボラーの兵士)連中に渡すな!我が国の医療技術をもってすればすぐに生き返る!ヤツを奪え!」
ナレーション「なんと、ゲリラとボラー兵同士で撃ち合いと相成ったのだ。その間に、真田さんは、大統領高速連絡艇を使い小惑星イカルスに連れて行かれた。」
藤堂平九郎「しっかりしたまえ、真田君。」
真田志郎「何かね?藤堂くん私は疲れているんだ。下がりたまえ(薬の後遺症だが、まだ真田本人も気づいてない。本人は普通に振舞ってるつもり)」
藤堂平九郎「(むかっ)私が特権を使ってわざわざ大統領高速連絡艇を発進させたというのに!始末書モノなんだぞ!…諸君。真田長官はお疲れということだ。ひとりで放っておいてさしあげよう!」
ナレーション「天文台長室で眠りこける真田。その彼を窓から覗く者が…。」
カザン「あやつ一人か。くっくっく、チャンスだ!天文台を襲撃、かっさらってこい!」
真田志郎「「あれっ?ここはどこだ?」」
効果音「キュインキュインキュイン(突如鳴り響く非常警報)」
真田志郎「さてと様子をみますか・・・・あれ???手がないぞ!?そういえば足もない。しかもあたりは真っ暗だ・・・・むぅ・・・・・」
ナレーション「薬の後遺症でうなされながら、フトンの中でもがく真田さん。ヤマトクルーには見せたくない図。」
カザン「フフフ・・・私の手柄だ!勝手なナレーションをつけるな!!」
デスラー「何事だ、タラン、報告したまえ。」
タラン「一大事です!目的の真田がイカルス天文台に逃走、暗黒星団帝国のカザンがそれを捕らえようとしております!」
ナレーション「流石はデスラー配下の情報網である。(カザンめナレーションを馬鹿にしたな。覚えておれ。)」
カザン「では逃げますか・・・(待てよ、ナレーションにあだ討ちされそうだな・・・・・どうするべぇか。)」
効果音「キュインキュンキュイン(鳴り続ける非常警報)」
真田志郎「ん?まてよ・・・?手足が暗黒星団帝国にあるとすれば・・・。」
ナレーション「おもむろに真田は窓のさんの部分に歯をひっかけた。」
効果音「カチッ!(歯についている自爆装置作動。)」
カザン「なんだこの爆発音は!?むむっ、艦隊がぁっ・・・!?」
ナレーション「暗黒星団艦隊は、無情にも宇宙に散った・・・。」
カザン「くそっ!逃げなければ!脱出機発進ーっ!」
ナレーション「しかし発進してまもなく、エンストしてしまい、なぜか大爆発をおこし、カザンは宇宙に散った。」
カザン「くそぉぉぉ!卑怯だぞナレーション!こんなっくっ、わぁぁぁぁぁぁぁ!」
ナレーション「そして3日が過ぎた。地球も落ち着いたが、依然冥王星宙域に大艦隊が停泊中なので、ヤマトはただちに敵大艦隊撃破のため、発進準備に入った。(ざまぁみろ、カザン)」
古代進「島・・・なんかおかしくないか?俺たち、なんか逆さまな気がするぜ?」
島大介「あぁ、操舵席が明らかに天井についてる。」
沖田十三「それはだな、ヤマトが停泊する際、手違いがあって、逆さまに停泊してしまったんだ。」
徳川彦左衛門「いやそれにしてはどうもおかしいんじゃが・・・・」
古代進「よし、第三艦橋に行ってみよう!」
森雪「こ、古代君、アナライザーが・・・・・・・。」
島大介「アナライザーがどうした?!」
沖田十三「大至急、真田君を呼べ!」
相原義一「通信妨害がひどくてつながりません!何かおこったのでは?」
アナライザー「古代さん。真田さんの代わりは私がします。(やたらとまじめになったらしい)」
新米俵太「お前でだいじょうぶかあ?真田先輩の代わりはやっぱり、僕が!」
アナライザー「そうですか。では新米さん、よろしくお願いします。」
森雪「私って魅力無くなったのかな・・・」
証人「(観客)雪のスリーサイズってどのくらいかなぁ?」
相原義一「アナライザーに見向きされないぐらいですか・・・・あわわ(雪ににらまれ黙る)」
ナレーション「第三艦橋あたりで、二人の宇宙人が助けを求めていた。(え?まさか・・・・)」
カザン「た・・・助けてくれ・・・なんでもする!何でも喋るから・・・・」
ルガールJR「私を助けた方がいいぞ。私を助けたら、ニュートリノビーム対策は完璧になるぞ。しかも、全JRの筆頭株主だし・・・(爆)」
古代進「二人とも捕らえるんだ!それと山田尋問係を呼んでこい!」
ナレーション「その頃、真田は・・・」
真田志郎「両手足がないのに何をどうしろと・・・・(グチグチグチ)」
山田安彦「お待たせしました。どこから始めましょうか?」
古代進「こいつらをお尻ペンペン室にいれておけ!」
観客「お尻ペンペン室なんてあったのかよ?」
ナレーション「そのころ島は、ヤマトを発進させようとしていた。」
島大介「ヤマト発進用意!・・・発進!!どうおおおおお。」
徳川彦左衛門「エネルギー充てん中に無茶をさせられては困るのう・・・島君。」
沖田十三「島、落ち着け!」
太田健二郎「こんなとき、真田さんがいてくれたらなあ。」
徳川彦左衛門「山崎君。エンジンは大丈夫かね?」
ナレーション「混乱しているヤマトである。その頃、身動きできない真田の入った救命カプセルを偶然拾ったのがボラーの艦隊であった。さて、どうする!?デスラー!」
デスラー「タラン、君は何年私の副官をしているのかね?」
タラン「はっ?」
デスラー「タラン君。君は馬鹿かね?」
タラン「へっ?」
デスラー「小ワープで、ボラー艦隊に斬り込むのだよ。」
タラン「なんかそれ、前に自分達がやられたような気が・・・・」
デスラー「元祖はわれわれだ。(ワープの計算ミスだとは言いたくないらしい)黙ってするんだ!命令だ!」
タラン「ははっ!(ガミラス兵達に向かって)みんな、白兵戦をやりたいか!」
民衆「(ガミラス兵)おー」
タラン「ベムラーゼをやっつけたいか!」
民衆「(ガミラス兵)おー」
タラン「落とし穴なんか怖く無いぞ!」
民衆「(ガミラス兵)・・・・・。」
効果音「サァ・・・・・・・・・・・(ガミラス兵のテンションが下がる音)」
デスラー「ええい、ぐずぐずするな!ワープだ!」
効果音「シュイイイイイン・・・」
ナレーション「一方、こちらはボラー艦隊」
効果音「ドガーーーーーーン!!(ガルマン・ガミラス艦隊がボラー艦隊に衝突した音)」
証人「(ゴルサコフ参謀長)なっ、何事だ!この衝撃は!」
民衆「(名も無き一兵士)ガルマンガミラスの戦艦が衝突した模様です!」
デスラー「白兵戦、開始せよ!!」
ナレーション「その頃、ヤマト艦内はなおも混乱していた。」
沖田十三「機関長、波動エンジンの出力はまだあがらないのか!」
徳川彦左衛門「さっきの誰かさんのせいで出力が上がらんのじゃ・・・」
徳川太助「機関長大変です。波動エネルギーが漏れています。回転上がりません!」
徳川彦左衛門「なっ、ぬぁにぃー!!!」
山崎奨「機関長エンジン止めてください!!もう限界です!」
アナライザー「内圧急上昇!危険です!このままでは話が終わってしまいます!!(くそまじめのままのアナライザー)」
沖田十三「波動砲、発射用意!!」
南部康雄「この状態で波動砲!?」
古代進「艦長!いくら木星での初波動砲発射が成功したからといって・・・!」
森雪「あっ!艦長!そういえば木星の浮遊大陸の件、どう責任取ったんです!?」
沖田十三「うるさぁーい!波動砲発射!!!」
効果音「ぽひゅぅぅぅ。(波動砲発射の音)」
徳川彦左衛門「エネルギーが少なすぎて威力が激弱い!」
ナレーション「プスン・・・・・・」
徳川彦左衛門「エンジン大破!!フライホイール欠損!!エネルギー管大破!行動不能!!」
山崎奨「真田技師長はまだか!?」
徳川太助「自動ドアが開きません!非常電源も故障した模様!」
南部康雄「主砲及び副砲、稼動不可能!全ミサイル発射管使用不可!」
古代進「真田さーん!!」
島大介「おまえ、困ったらそう言えばいいと思ってるだろ?」
相原義一「艦外への通信用出力が足りません。通信不能の模様。」
島大介「・・・・・お手上げだ。航海班としては、打つ手なしです。艦長!」
古代進「他人事みたいな顔をするな!(バキッドカッドスッ←島を南部と一緒にフクロにしている音)」
島大介「きみだって何を偉そうに!(ドカスコバキ!)」
沖田十三「よく電気も空調も止まってる非常時にけんかできるのう・・・古代。島。」
佐渡酒造「酸素欠乏でばたばたと倒れてきとるぞ!早く何とかしてくれ!!」
沖田十三「真田君をよべ!この状況をなんとかできるのは彼しかいない!」
ナレーション「困ったときの真田頼み・・・艦長、あんたもか!」
新米俵太「あ・・・・あの・・よろしいでしょうか??」
ナレーション「かわいそうに・・・・完全に無視されている新米であった。」
新米俵太「えーん。真田せんぱーい!」
ナレーション「新米よ、おまえもか。ではその敬愛されている真田さんは…」
フラウスキー「どうかね、調子は?」
真田志郎「(つけ直した手足を動かしながら)ええ、おかげさまで。でもいきなりガミラス兵がボラー艦に切り込んできて、人をかっさらって、あっという間に退却したと思ったらハイパーデスラー砲発射!には驚きましたよ。」
フラウスキー「総統閣下は迅速かつ派手なのがお好みなのだ。」
真田志郎「・・・・・借りができてしまったな。フラウスキー殿。」
フラウスキー「見返りは受け取る気はない。とっととヤマトに戻りたまえ。このままではヤマトは・・・・」
デスラー「こら!フラウスキー!早くせんか!」
フラウスキー「は・・・はい。ということだ真田君。もし謝礼を考えるなら、今度デスラー砲のパワーアップを手伝ってくれるだけでいいから・・・早く行け!!」
タラン「救命艇は用意しとります!お気をつけて!」
ヒス「総統。結局真田をあきらめるということでよろしいんですな?」
デスラー「くどいぞ!ヒス!!!最大の好敵手を無くすよりは、この方が良いのだ!!」
ヒス「は・・はぁ・・・(総統もお変わりになられた)」
真田志郎「できれば救命艇ではなく艦載機をお借りしたいのですが。」
タラン「艦載機?どうなさるおつもりで?」
真田志郎「(やばい!ばれたか・・・・ついでにガミラスの技術を盗む気でいたのに・・)」
タラン「総統から「救命艇」としか伺ってませんので、他のはご遠慮願いた・・ん?なにか?(さっきの独り言を聞きつけたらしい)」
真田志郎「い、いや、まだ敵が残っているかも知れません。念のためです!」
ナレーション「いっぽうヤマトでは。」
古代進「何とか、修理の目処が付いたようだ・・・・・、しかし・・・・・」
島大介「ガミラスの戦闘機が接近してくるぞ!正面から突っ込んでくる!!」
沖田十三「島!回避だ!」
島大介「間に合いませんっ!」
古代進「南部!主砲発射用意!」
南部康雄「無理です!エネルギーの補充が間に合いません!」
古代進「畜生!どうすりゃいいんだあっ!」
森雪「古代君!」
古代進「雪っ、俺たちもうダメなのかなぁ・・・。」
沖田十三「古代・・・いつから弱虫坊やになった?艦載機一機でヤマトが沈むものか。」
太田健二郎「そうでもなさそうです!あの艦載機から・・・莫大な火薬反応があります!ヤマトなんて真っ二つにされてしまうほどの火薬反応です!しかも・・・突っ込んできてる!特攻だっ!!ひぇぇぇ〜!!」
ナレーション「だいたいおわかりかと思うが、この艦載機は真田が借りたものである。火薬反応は、もちろん真田の手足爆弾の反応である。」
真田志郎「くそっ!借りたのはいいが、ガミラス型戦闘機なんて操舵できん!なんだこの悪趣味な形をしたボタンは!?(ぽちっ)」
効果音「ズダダダダダダダダダッ!!」
太田健二郎「敵機、ミサイル発射しましたぁ!!うわあああ!」
真田志郎「あっ!ヤマトがミサイルを受けて爆発炎上してる!一体どこからの攻撃だ!?(自分だよ・・・。)」
沖田十三「コスモタイガー発進!敵機を撃ち落して来い!」
加藤四郎「うりゃあーーーーー!」
効果音「ちゅどおーん!」
真田志郎「うわあああああああああああ。」
加藤四郎「攻撃成功!帰還します!」
真田志郎「こんなこともあろうかと、真田印の「ボタン一つでラクラク脱出君1号」を持っていたのだ!それ、ぽちっとな。」
タラン「ああっあのか んさいきは」
ヒス「関西き?な〜んちゃって!」
効果音「どっかーーーーーん!!!!」
南部康雄「やった、撃墜だ!」
太田健二郎「ざまあみろ、ガミラスめ!」
古代進「加藤、生存者はいるか?」
加藤四郎「目視、計器のいずれでも確認できません。」
古代進「そうか、敵ながら勇敢な奴だった・・・・成仏しろよ。」
ナレーション「あろうことか、自らの手で真田を屠ってしまったヤマト!比類なき技師長を失ったヤマトの命運はいかに!?・・・・・・・え、真田は生きてる?」
真田志郎「・・・・・・・うううう。ここはどこだ?」
テレサ「はろー、志郎さん!」
真田志郎「うぎゃ!!反物質さわるな!!(映画版になってる頭の中)」
テレサ「・・・・。死にたいのですか?島さんのお友達さん。」
真田志郎「て、ことは、俺はまだ生きてるのか?」
ナレーション「そうだ。血まみれになりながらも真田は生きていた。」
真田志郎「げっ!血が出てる!」
テレサ「それではごきげんよう・・・・・(怒っているらしい)」
真田志郎「ちょっと待てー!ケガ人を見捨てるのかー!」
テレサ「私は反物質なんでしょ?(といってすねる)」
真田志郎「ま、待ってくれ。私を助けてくれたら、君の体を地球人と同じ体組成にしてあげよう!そうすれば、島と一緒にあ〜んなことやこ〜んなこともできるぞ!(必死に説得)」
テレサ「反物質をどうやってさわるの?(猛烈にすねる)」
観客「真田さんよぉ〜〜〜これじゃ往生際の悪い悪代官だよ・・・」
真田志郎「わ、悪かった。謝るから、な?反物質なんて、ちょっと言ってみただけさ。」
ナレーション「しょっちゅう流血している古代と違って、真田は、自分の血を見て激しく動揺していた。」
ルダ・シャルバート「あぁ・・・。揚羽さん。どこにいるの。二人っきりでいたい。」
古代進「おい、何か変じゃないか?」
島大介「変ってなにが?ああっ?!」
ナレーション「なんと、真田とテレサの一部始終がメインパネルに映し出されていたのだ!」
南部康雄「さ、真田さん・・・!」
島大介「テ、テレサ・・・!」
島大介「なんてことだ、2人ができていたなんて・・・(ショックで倒れる)」
相原義一「待てよ、真田さん、ケガしてるみたいだぞ!」
森雪「島君!私が好きなんじゃなかったの!?私の記念すべき100人目の男だと思ってたのに・・・(こいつもショックで倒れる)」
真田志郎「では失礼。ちょっとその薄いマントのような服をどけてくれ。反物質の身体の改造をするからな。」
古代進「ああ!?島、真田さんがテレサの洋服の中に顔をうずめてるぞ!?」
ナレーション「真田とテレサの会話は聞こえないのだ。」
沖田十三「(思わず身を乗り出す)」
ルダ・シャルバート「どうしてみんな私を無視するの!」
相原義一「俺の発言も無視されてる・・・。」
太田健二郎「俺たちって、所詮脇役さ・・・。」
南部康雄「いや、島さんが倒れてるぞ!チャンスだ、太田!」
太田健二郎「くそぉ!宇宙のはてまでとんでけこのシマシマ野郎!」
効果音「ス・・・・・・反物質のテレサと真田が化学反応(?)する音」
古代進「真田さ〜〜〜〜ん!!真田さん!!うわ〜〜〜〜〜〜(暴れる。)」
ナレーション「そして、これらの一部始終をデスラーが見ていた。」
デスラー「タラン。ヤマトに通信を開け。あのアホどもが・・・」
相原義一「艦長!デスラーから入電です!」
デスラー「久しぶりだな・・・・・ヤマトの諸君。君たちは自分の仲間を殺す趣味でもあるのかね?」
古代進「はっはっはデスラーわれわれがそのようなことをするはずがないだろう?さっき所属不明の戦闘機を撃ち落した以外は何もしていないぞ。」
デスラー「愚か者め!自分が何をしたかわかっていないとはな!」
古代進「デスラー、冗談はもういいよ。なにが言いたいんだ?」
デスラー「あの戦闘機に乗っていたのは・・・真田だ!!」
ナレーション「進の背中に冷たいものがはしった!」
古代進「・・・・・・・・・・・えっ!?・・・・そうだったのっ!?」
島大介「古代!俺たちは・・・仲間を殺しちまったんだ・・・・!」
古代進「でも〜やっちまったものはしゃーないしー、今頃わめいたってあの機械バカはもういないんだしぃー。(反省の色なし。しかも暴言使いまくり)」
デスラー「古代っ!!おまえがそのようなヤツだったなんて・・・前から知ってたやい!(何の強がり?)覚悟しろっ!デスラー砲発射ぁ!!」
タラン「そんなに簡単に撃てるもんじゃないのになぁ・・・けど、そんな総統についてきた私は誇りに思えますな。」
真田志郎「俺はどうなったんだろうな・・・あたりが真っ暗だ・・・ここは天国かなぁ・・・。(目を開く)」
ルダ・シャルバート「はろー!真田さん。」
ルダ・シャルバート「なにやってるの?」
真田志郎「い・・いや・・・・・」
ルダ・シャルバート「ひどい傷じゃない!?でも手当てしてあげられないわねぇ・・・」
真田志郎「え???」
ルダ・シャルバート「あなたに反物質の反応があるの・・・だから私が触っちゃうと、世界が終わっちゃうの・・・」
真田志郎「ま、まさか・・・・・・・・・・・・・・・」
ナレーション「その時、真田はスッと消えてしまい変わりに揚羽の姿が現れた。」
真田志郎「ルダ・シャルバートは勝手なこと言って消えるし・・・ブツブツ、これからどうしたものか・・・」
メルダーズ「だれだ???」
真田志郎「やあ、やっとまともそうなのが出てきた!」
メルダーズ「そ、そうか・・・?(ちょっと嬉しそう)」
真田志郎「ちょっと頼みがあるんだけどなぁ」
メルダーズ「・・・って、お前、誰?」
真田志郎「この俺を知らないのか!?へん!時代遅れはげ!」
効果音「バキューーーーーン!!(真田の頭に銃弾命中)」
真田志郎「ぐわっ!!(気絶)」
メルダーズ「私をくさすやつはみなこうなるのだ!!(死んだと思い込んでいるらしい)」
ナレーション「暗黒星団帝国人は、みんなこんな奴ばっかりであった。」
メルダーズ「黙れ!ナレーション!」
真田志郎「こんな事もあろうかと、ヘルメットをつけていて良かったよ。」
メルダーズ「お前ヘルメットなんかつけてたかぁ?」
真田志郎「こんなこともあろうかと、ひそかに開発しておいた空間磁力ヘルメットだ!」
メルダーズ「なにっ?!そのセリフが言えるということは、お前はもしや・・・」
真田志郎「そうだ。(にやり)」
メルダーズ「サナダムシ。」
真田志郎「(今のを聞いて傷口から大出血!)な、なんだとぉ〜」
メルダーズ「うわっ!その顔でその出血はすんごく恐いっ!」
真田志郎「き、貴様・・・・俺が八番目に言われたくない言葉をよくも言ってくれたな!」
メルダーズ「八番目っ・・・?じゃあ一番言われたくない言葉は?」
真田志郎「聞くな。聞くと絶対に笑うぞ。だから言わない。」
ナレーション「そう言って真田は消えうせた。」
メルダーズ「知りたい!!!!!!!!!!!教えろぉ〜。」
観客「知りたい!!!!!教えろおおおおおお!」
ナレーション「そのころ大破炎上中のヤマトはブラックホールに飲まれかけていた。」
島大介「ダメです!!もう限界です!!打つ手がありません!!」
デスラー「タラン!このままでは話が終わってしまう!ホワイトロール(本名ホワイトホール超音波砲)だ!!あいかわらず世話の焼ける・・・・(ぶつぶつ)」
ナレーション「タランは、ホワイトホールローリングクラッシュじゃなかったかな・・と思いつつスタートさせた。すると・・・」
タラン「我が機動艦隊が・・・・・消えました。どちらが大事なんですか!?総統!!」
デスラー「タラン、無かったことにしておきたまえ。」
タラン「わが社の社員の給料・・・じゃない、我が帝国の予算と貴重な人民が・・・」
ナレーション「そのころ、揚羽とルダ・シャルバートは夜の湖の近くで愛を深めていた。」
効果音「ザザンザ〜〜ンザザンザザンザ〜ンザザン(波の音)」
ナレーション「ラブラブチックなムードの揚羽&ルダ・シャルバートのデートを邪魔するかのように、ガルマン・ガミラス帝国機動艦隊が湖の水面に登場したのであった。」
揚羽武「うわぁ〜戦艦だぁーひいいい〜(気絶)」
ルダ・シャルバート「きゃあああ!揚羽さぁん!(こいつも気絶)」
ナレーション「一方、ヤマトはガミラス艦隊の尊い犠牲により、九死に一生を得たのであった。」
島大介「なんだ?なにが起こったんだ?」
沖田十三「何もなかったことにしろ。以上だ。」
徳川彦左衛門「艦長、あんた昔っからそうじゃよなぁ。」
沖田十三「そうじゃったか?」
徳川彦左衛門「そりゃもう、「なかったことの沖田」と言われたくらいじゃからな。」
島大介「何でもいいですが、依然操縦不能です。このままではどこかの重力圏に捕捉される可能性も・・・」
太田健二郎「もう補足されてます・・・・」
古代進「うわぁーっゆれるぅ〜っうええー。」
ナレーション「ヤマトはガルマン・ガミラス本星に引きずられていった。」
真田志郎「ん?ここはどこだ?俺はいったいどうしたんだ?」
デスラー「気付いたのかね?真田君。(どアップで言う)」
真田志郎「うぁぁーっ!!・・・ガクッ(また気絶)」
デスラー「タラン!こやつを無期限冷凍刑にしたまえ!!無礼にもほどがある!!」
タラン「無理もないと思うが・・・(独り言)」
デスラー「何か言ったかね?タラン。」
タラン「は。何か混乱しているようですので、いきなり総統の御尊顔を拝謁しては驚くのも無理はないかと。」
フラウスキー「それよりこの隙に真田君を洗脳して我々の味方にしてしまってはいかがでしょうか?」
デスラー「副作用で使えないようになると困る。外交の道具にする。」
相原義一「艦長!デスラー総統から入電です!」
沖田十三「メインパネルに切り替えろ。」
デスラー「ヤマトの諸君。また会えて嬉しいよ。」
古代進「(こっちは結構迷惑してるんだよ・・・・)」
デスラー「見たまえ諸君、今真田は我々の手の中にある。」
森雪「あっ!真田さん!なんで冷蔵庫の中にっっ!?」
タラン「総統、冷凍装置にアイスクリームを入れておくのはやめてくださいと言ってるじゃないですか。」
真田志郎「ふふふふらうすきー少佐、まだ結果はでないんですか?」
フラウスキー「ももももうすこし、ですぞ〜〜〜〜〜」
デスラー「・・・・タラン、あの二人は何をやっているのかね?」
タラン「はあ、なんでも冷凍実験をするとかで冷凍室で作業してますが。」
沖田十三「???・・・・・・・・・・・・」
ナレーション「いっぽう、揚羽とルダ・シャルバートは。」
ルダ・シャルバート「ううん・・・・・(気がついた)あ、揚羽さん!」
揚羽武「ルダ、大丈夫ですか?」
ルダ・シャルバート「頭が・・・・」
揚羽武「(ルダ・シャルバートの頭にキス)もう、これで大丈夫です。」
ルダ・シャルバート「(気絶)」
揚羽武「ああっ!どうしたのです!」
ナレーション「こんなことを永遠に繰り返す二人であった。」
古代進「デスラー!何が言いたいんだ?!」
デスラー「ああ、忘れるところだった。タラン、例のものを・・・。」
ナレーション「タランは一つの箱を持ってきた。」
タラン「ヤマトのみなさん、これをご覧下さい。」
古代進「あれは・・・タイタンで落ちていた兄さんの銃!あの時は兄さんが死んだと思い込んでてそのへんにおいていったんだっけ・・・。」
デスラー「もし我々に逆らうと、この銃で真田を撃ちぬくぞ!」
古代進「くそう!兄さんと真田さんが親友だと知っての行為か!なんてヒドイ・・・!やめろぉ!」
デスラー「なら我々の言う事を聞いてもらおうか・・・。まずは雪!」
森雪「あら、なあに?」
デスラー「古代にむかって大っ嫌いと叫んでほっぺたにビンタをしろ!ふはは、できるかな?」
タラン「総統・・・いくら雪さんがスターシャさんに似ているからといって、ヤキモチやかなくても・・・。」
森雪「大っ嫌い!(バシッ)」
古代進「雪・・・たとえ真田さんの命がかかってるからって、少しは悩んでほしかったな・・・。(泣)」
森雪「あら、そんなの関係ないわ。一度やってみたかったの。あ〜スカッとした!」
南部康雄「やった!」
デスラー「まさか、ほんとにやるとは・・・。じゃ、じゃあ、これはどうだ?」
古代進「こ、今度は何だっ?!」
タラン「(あとでややこしくなりそうだな・・・・・)」
デスラー「沖田の帽子をとってハゲかどうか確認するのだ!できるかな?」
沖田十三「古代・・・・そんなことしたら、わかってるな?(ギロリ)」
古代進「えっえっ、で、でも・・・・・・」
沖田十三「あんなことデスラーが言うわけないだろう?偽電だよ偽電。」
佐渡酒造「ワシが、沖田艦長の制帽を取ってやろうか?」
徳川彦左衛門「佐渡先生、あんたまさか・・・。」
佐渡酒造「まかしとかんかい!」
観客「おおっ佐渡先生と徳川機関長が会話してるぞ!永井さん大変だろうな。」
効果音「がばっ(帽子取れる)」
古代進「・・・・・・・・!!」
島大介「あ・・・・・ああ・・・・・!?」
森雪「まさか・・・・・!こんなことが・・・・!?」
沖田十三「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
古代進「制帽の下に・・・制帽がっ!?」
デスラー「むぅ〜ん、さすがは沖田・・・。では次だ!南部!」
南部康雄「はい?」
デスラー「新米のめがねと自分のめがねを取り替えろ。」
タラン「総統・・・そのあたりでおやめになっては・・・。」
デスラー「タラン、私の一番楽しい時間を邪魔しないでくれたまえ。」
ヒス「おかしくなられた・・・・・。」
ナレーション「これにて、第四回ログを終了いたします。いずれまた何処かで・・・。」
観客「今回やたら早く終わってないか?」
民衆「早く終わらないと、南部と新米が倒れてしまうからさ。」
効果音「ザザーッ(幕の閉まる音)」
古代進「さらばだ!」
デスラー「さらばだ。・・・・・いつの日か、また会おう。」
民衆「(ヤマト乗組員)さらばだー!!!」
藤堂平九郎「で、次のシナリオはいつ始まるのかね?次は私を主役にしてくれたまえよ。」
ズオーダー「まだだ!まだ終わらせはせんよ!!!!」
サーベラー「おーほっほっほっほ!!あんた達がバカ騒ぎしている間に、地球はアタイ達が頂いちまったよ!!!」
古代進「○リーちゃんパパの髪型したおっさんと、年齢不詳の若作りしたオバハンが何かヘンなことを言っている。」
ズオーダー「(ピクッ!!)は〜い、皆さん注目!! 「宇宙戦艦ヤマトにおいて、古代進と言う人間は主役にはふさわしくない!」と思っているヒト、手を挙げて〜!!」
古代進「はっはっはっ!! 君〜、冗談きついねえ〜…って、あ、あれ…??みんな、どうしたの…??(汗)」
新米俵太「ヤマトの主役って・・・真田先輩じゃなかったんですか?」
ナレーション「それは、さておき第5回ログは明日5月5日より開始いたします。ご期待くださいませ。」
デスラー「絶対見てくれよなっ!!」
徳川彦左衛門「君は、生き延びる事ができるか・・・?」
森雪「死んじゃいや〜ん!!」
古代進「ぜーったいだぞって今日が5月5日じゃん!」
管理者 Kuyou Sagami : WeB DoRaMa v1.25 [Shigeto Nakazawa]